Q.自己紹介をお願いします。
根岸病院に勤めて、もうすぐ9年になる看護師です。地方から上京、新卒で根岸病院に入職し、精神科看護に長く携わっております。
長いといってもまだ9年。看護師としてはひよっこ。学ぶことの多いこの職場で、明るい先輩方に囲まれながら勉強の日々を過ごしています。
Q.部署の特徴や仕事について教えてください。
現在男性開放病棟に勤務しています。主に症状が落ちつき、退院を目指す患者さんが入院する退院促進病棟という事もあり、日中は隣の女性病棟との仕切りもなく、病棟入り口も開放されており、比較的自由度の高い病棟です。
看護師としては一般業務に加え、退院に向けたサポートもします。どうすれば退院できるのか、何が必要で不必要なのか、その方にとって最良の“退院のかたち”を患者さんと考え、そのための介入をしています。
Q.仕事をしていて成長を感じるのはどんな時ですか?
余裕を持てるようになったこと、でしょうか。以前は業務に追われ、目先の事しか見えておりませんでした。業務が滞っていたりすると、急ぐあまり少々患者さんに冷たく当たってしまった事も…。
今もこなさなければいけない業務は日々あります。ですが、全体を見渡せられるようになった事から自分にも余裕ができ、業務をするにも患者さんのペースに合わせて動けるようになったのは成長かな、と思います。
Q.仕事を進めていく中で心懸けていることはありますか?
『どこまで患者さんに介入すべきか』を考えながら看護するようにしています。
基本ですが、業務に追われる毎日を送っていると「自分がやった方が早い」と患者さんができるところまで看護師がやってしまうことがあります。しかし、それは患者さんの自分でできる能力を奪ってしまうことに繋がってゆきます。
看護師はお手伝いさんではない。この退院促進病棟に配属されたからこそ、改めて大事だと感じられたのかと思います。
Q.これから看護師になられる方へのメッセージをお願いします。
看護師になるまで勉強、なってからも日々勉強。大変な職業の1つだと思います。
私は当初、看護師になる気はありませんでした。実習では泣かされていましたし、資格だけ取って辞めてやる!なんて思っていた程…。
でも今こして看護師として働けているのは看護師という仕事に魅力を感じているからなのでしよう。嫌な事もありますが、“やりがい”もあります。
皆さんにとっても、将来“看護師”が魅力感じられる仕事となりますように。
2015
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